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応用情報技術者令和7年秋期 午前問57
問57
生成AIの処理などで用いられる，大量に発熱するGPUを搭載したサーバを，空気冷却よりも少ない消費電力で効率良く冷却できる液体冷却の一つに液浸冷却がある。液体冷却の方法の説明のうちで，液浸冷却の方法の説明に該当するものの組みはどれか。
〔液体冷却の方法の説明〕
〔液体冷却の方法の説明〕
- 液体を循環させて熱交換器で冷やす単相冷却と，気化熱を利用する二相冷却とがある。
- サーバに取り付けた金属板と熱交換してサーバを冷却する。
- サーバを筐体ごと液体に漬けて冷却する。
- 冷媒となる液体として通常は水を使用する。
- a，b
- a，c
- b，d
- c，d
分類
マネジメント系 » サービスマネジメント » ファシリティマネジメント
正解
イ
解説
液浸冷却は、絶縁性の液体にサーバを丸ごと浸漬させて冷却する方式です。主にデータセンターの省電力化・コスト削減が期待される冷却システムです。
- 該当する。タンク内の液体を循環させる「単相式」と、蒸発して気化した液体を冷媒で冷やしてタンク内に戻す「二相式」があります。
- 該当しない。直接液体冷却の仕組みです。
- 該当する。液浸冷却はサーバ全体を液体に沈めます。
- 該当しない。液体としては、電気を通さないフッ素系不活性液体やシリコンオイルが使用されます。