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応用情報技術者令和7年秋期 午前問9
問9
画面表示用フレームバッファがユニファイドメモリ方式であるシステムの特徴はどれか。
- 主記憶とは別に専用のフレームバッファをもつ。
- 主記憶の一部を表示領域として使用する。
- シリアル接続した表示デバイスに,描画コマンドを用いて表示する。
- 表示リフレッシュが不要である。
- [出題歴]
- 応用情報技術者 R5秋期 問11
分類
テクノロジ系 » コンピュータ構成要素 » メモリ
正解
イ
解説
ユニファイドメモリ方式は、CPUとGPUで一つの主記憶を共有して使う方式です。
通常のメモリ方式では、CPUはメインメモリ、GPUはVRAMと、別々のメモリを使います。このため、GPUのVRAMが主記憶のデータを使いたいときなど、相手のプロセッサのデータを読むには自分のメモリ空間にコピーする手間が発生し、このオーバーヘッドが性能低下を招きます。ユニファイドメモリ方式では単一のメモリ空間をとるため、余分なデータ転送を減らすことができ、パフォーマンスが向上します。
通常のメモリ方式では、CPUはメインメモリ、GPUはVRAMと、別々のメモリを使います。このため、GPUのVRAMが主記憶のデータを使いたいときなど、相手のプロセッサのデータを読むには自分のメモリ空間にコピーする手間が発生し、このオーバーヘッドが性能低下を招きます。ユニファイドメモリ方式では単一のメモリ空間をとるため、余分なデータ転送を減らすことができ、パフォーマンスが向上します。

- ユニファイドメモリ方式において、フレームバッファは主記憶の中にもちます。
- 正しい。ユニファイドメモリ方式では、システムメモリとグラフィックスメモリ(VRAM)が統合されているため、GPUにVRAMは搭載されません。GPUは主記憶の一部を表示領域として使用します。
- ユニファイドメモリ方式とは無関係です。
- ユニファイドメモリ方式とは無関係です。液晶ディスプレイ/有機EL/CRTは、基本的に一定周期で画面を走査・更新するリフレッシュ処理が必要です。