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ソフトウェア開発技術者平成15年春期 午前問16
問16
プロセッサの高速化技法の一つとして,コンパイルの段階で同時に実行可能な複数の動作をまとめて一つの複合命令とし,CPI(Cycles Per Instruction)の低減を図る方式はどれか。
- MIMD
- RISC
- SCSI
- VLIW
- [出題歴]
- 応用情報技術者 R4春期 問8
- 応用情報技術者 R7秋期 問8
- 応用情報技術者 H30春期 問9
- ソフトウェア開発技術者 H13春期 問18
分類
テクノロジ系 » コンピュータ構成要素 » プロセッサ
正解
エ
解説
VLIW(Very Long Instruction Word)とは、プログラムのコンパイル段階で、依存関係のない複数の操作をまとめて1つの複合命令にまとめ、同時に並列処理させる手法です。1つのサイクルで多くの演算を行うことができるため、高速なデータ処理が求められる分野で効果を発揮します。「Very Long」の名前のとおり命令がとても長く、最低128ビットといったサイズになります。
通常のパイプライン処理では、CPUが実行中に命令の依存関係などを判断して進めますが、VLIWではあらかじめ並列実行できる形にしてあるため、CPU側のオーバーヘッド減少と高速化が望めます。その一方で、ソースコードからプログラムを生成するコンパイラの設計はその分難しくなります。
したがって「エ」が正解です。
通常のパイプライン処理では、CPUが実行中に命令の依存関係などを判断して進めますが、VLIWではあらかじめ並列実行できる形にしてあるため、CPU側のオーバーヘッド減少と高速化が望めます。その一方で、ソースコードからプログラムを生成するコンパイラの設計はその分難しくなります。
したがって「エ」が正解です。
- Complex Instruction Set Computerの略。複雑で多機能な命令セットでコンピュータを構成する設計方法です。
- Multiple Instruction, Multiple Dataの略。複数の命令とそれに対応するデータを、それぞれが独立している複数のプロセッサに振り分けて並列処理をする方式です。
- Small Computer System Interfaceの略。磁気ディスクやプリンターなどをデイジーチェーン(数珠つなぎ)で接続するパラレルインタフェースです。
- 正しい。VLIWは、複数の処理を1つの非常に長い命令にまとめて並列実行する高速化技法です。
