HOME»ソフトウェア開発技術者平成15年春期»午前問74
ソフトウェア開発技術者平成15年春期 午前問74
問74
稼働開始時から現在まで,システム構成,データの到着頻度及びデータベースのレコード数が変わっていないにもかかわらず,関係データベースを使ったシステムの応答時間が非常に長くなってきた。応答時間の改善のために有効な対処はどれか。
- データベース作成時のバックアップのリストアを行う。
- データベースの再編成を行う。
- データベースのチェックポイント取得を行う。
- データベースの物理バックアップを行う。
分類
テクノロジ系 » データベース » トランザクション処理
正解
イ
解説
再編成は、データベースに対して、不要なデータ領域の開放や、データの断片化を解消するための再配置、インデックスの再生成などを行って整理・最適化する作業です。
長期間運用されているデータベースでは、データの追加や削除、更新が繰り返されることで、記録の格納順序が乱れたり、不要な領域が発生したりします。このような状態では、検索や更新といった処理の効率が低下し、全体の性能にも悪影響を及ぼすため、再編成を行って処理速度や応答性能を回復します。定期的に実施することが性能の維持と安定した運用につながります。
したがって「イ」の記述が適切です。
長期間運用されているデータベースでは、データの追加や削除、更新が繰り返されることで、記録の格納順序が乱れたり、不要な領域が発生したりします。このような状態では、検索や更新といった処理の効率が低下し、全体の性能にも悪影響を及ぼすため、再編成を行って処理速度や応答性能を回復します。定期的に実施することが性能の維持と安定した運用につながります。
したがって「イ」の記述が適切です。