ソフトウェア開発技術者平成17年秋期 午前問33

問33

システムの単位時間当たりの故障発生数(故障発生率)はどれか。ここで,MTTRはMTBFに比べて十分に小さいものとする。
  • 1-MTBFMTBF+MTTR
  • 1-MTTRMTBF
  • 1MTBF
  • 1-MTTRMTBF+MTTR

分類

テクノロジ系 » システム構成要素 » システムの評価指標

正解

解説

MTBFは平均故障間隔、MTTRは平均修復時間を意味します。

この設問では「MTTRはMTBFに比べて十分に小さいものとする」という条件があるためMTTRをゼロとして考えます。あるシステムが故障からの回復後10,000時間運用され、その期間中に故障が2回発生したならば、MTBFの値は、

 10,000[時間]÷2=5,000[時間]

システムの単位時間当たりの故障発生数(故障発生率)は、以下のように計算できます。

 故障発生率=2[回]/10,000[時間]=1/5,000[回/時間]

つまりMTBFの逆数である1/MTBFになります。したがって「ウ」が正解です。
© 2010-2024 応用情報技術者試験ドットコム All Rights Reserved.

Pagetop