ソフトウェア開発技術者平成17年春期 午前問29

問29

シングルプロセッサシステムの性能と比較したとき,密結合マルチプロセッサシステムのプロセッサ1台あたりの性能が低下する最大の要因はどれか。
  • 1アクセス当たりの主記憶の参照量
  • 主記憶のアクセス速度
  • 主記憶のアクセスに対する排他制御
  • 主記憶のアクセス頻度

分類

テクノロジ系 » システム構成要素 » システムの構成

正解

解説

密結合マルチプロセッサシステムは、複数のCPUが主記憶を共有し、単一のOSで制御されるマルチプロセッサシステムです。
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このシステムでは複数のCPUが同じ主記憶を共有するためプロセッサ数が増えると、主記憶へのアクセスの競合が発生し処理効率が悪くなる特徴があります。したがって性能向上の障壁の要因として適切なのは「主記憶のアクセスに対する排他制御」になります。
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