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ソフトウェア開発技術者平成18年春期 午前問71
午前問71
公開鍵暗号方式に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- [この問題の出題歴]
- 初級シスアド H21春期 問46
- 応用情報技術者 H22秋期 問40
- 基本情報技術者 H19秋期 問64
分類
テクノロジ系 » セキュリティ » 情報セキュリティ
正解
イ
解説
- AES(Advanced Encryption Standard)は、アメリカ合衆国の次世代暗号方式として規格化された共通鍵暗号方式の一種で、鍵長が56ビットであったDES(Data Encryption Standard)に対してを最大256ビットの鍵長を利用することが可能となっています。
1997年にアメリカ合衆国の新暗号方式として規格化されました。 - 正しい。RSAは、桁数が大きい合成数の素因数分解が困難であることを安全性の根拠とした公開鍵暗号方式です。
- 通信を行う人数が増えるにつれて鍵の管理が煩雑になるのは共通鍵暗号方式の特徴です。
- 公開鍵暗号方式で、暗号化通信をするときに暗号化に使うのは公開鍵のほうです。同じ公開鍵暗号の原理を利用するディジタル署名では、この場合とは逆に送信者が秘密鍵で署名を施し、受信者が公開鍵で正当性を確認するので両者の違いを確認しておきましょう。