応用情報技術者平成24年秋期 午前問35

問35

ルータ,PBX,VoIPゲートウェイ,VoIPゲートキーパを図の①~④に配置して内線用のアナログ電話機とIP電話機を混在させる場合,VoIPゲートウェイを配置する場所はどこか。
35.png/image-size:466×122

分類

テクノロジ系 » ネットワーク » ネットワーク方式

正解

解説

VoIP(Voice over IP:ボイップ)は、音声データをIPネットワークで伝送する技術です。アナログ音声を各種符号化方式でデジタル化し、IPネットワーク上のパケットに乗せることで音声データのリアルタイム伝送を行います。

VoIPの構成要素であるPBX、VoIPゲートウェイ、VoIPゲートキーパ、ルータの機能は次のとおりです。
PBX(Private Branch eXchange)
複数の構内電話機を、公衆電話回線網に接続して使用する際の中継装置のこと。
VoIPゲートウェイ
電話網とIPネットワークの境界に置かれ、音声とIPパケットの相互変換を行う。
VoIPゲートキーパ
IPアドレスと内線電話番号対応を管理し変換を行う。
ルータ
他のIPネットワークとの境界に設置され、パケットのIPアドレスを見て最適な経路に中継する通信装置。
問題文の図をみると、まず①が公衆電話回線網との接続点なので「PBX」,③が他のネットワークとの接続点なので「ルータ」になります。②はアナログ電話網とIPネットワークとの境界なので、音声とIPパケットを相互変換する「VoIPゲートウェイ」、残った④が「VoIPゲートキーパ」になります。
35a.png/image-size:466×122
© 2010-2024 応用情報技術者試験ドットコム All Rights Reserved.

Pagetop