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応用情報技術者平成26年春期 午前問13
問13
キャパシティプランニングで行うことはどれか。
- コンピュータシステムで,操作ミスや設計上の不具合などによる障害が発生することをあらかじめ想定し,被害が最小限になるように対策を検討する。
- コンピュータシステムに効率よく投資するために,性能,経済性及び拡張性を考えてシステムの構成を決定する。
- コンピュータシステムのデータを適切に保護する観点から誰にデータのアクセスを許可するか,データを暗号化して格納するか否かなどを決める。
- コンピュータシステムを複数台の機器で構成し,機器のうちの1台が故障しても処理を続行したままで修理や故障した機器の交換ができるようにする。
分類
テクノロジ系 » システム構成要素 » システムの評価指標
正解
イ
解説
キャパシティプランニングとは、情報システムの設計段階で現状の最大負荷だけでなく、将来予測される最大負荷時にもサービスの水準を維持できるような設計を検討することです。検討は、CPUの性能や回線の速度などに加えて経済性や拡張性も対象になります。
キャパシティプランニングを行うことで適切なハードウェアを選定し、最適な投資を行うことができます。
キャパシティプランニングの実施は一般に次の手順で行います。
キャパシティプランニングを行うことで適切なハードウェアを選定し、最適な投資を行うことができます。
キャパシティプランニングの実施は一般に次の手順で行います。
- 現行システムをモニタリングし現状の処理能力を把握する
- 将来的に予測される端末の増加、利用者数の増加などを分析する
- 2.の分析結果からシステム能力の限界時期を予測する
- 新たなシステム構成で実現すべき性能要件から必要なハードウェア増設を検討する