応用情報技術者令和7年秋期 午前問11

問11

現状のHPC(High Performance Computing)マシンの構成を,次の条件で更新することにした。更新後の,ノード数と総理論ピーク演算性能はどれか。ここで,総理論ピーク演算は,コア数に比例するものとする。

〔現状の構成〕
  • 一つのコアの理論ピーク演算性能は10GFLOPSである。
  • 一つのノードのコア数は8である。
  • ノード数は1,000である。
〔更新条件〕
  • 一つのコアの理論ピーク演算性能を現状の2倍にする。
  • 一つのノードのコア数を現状の2倍にする。
  • 総コア数を現状の4倍にする。
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分類

テクノロジ系 » システム構成要素 » システムの構成

正解

解説

更新条件(1)~(3)について順番に考えていきます。
  • 1つのコアの理論ピーク演算性能は、現状(10GFLOPS)の2倍となるため、10GFLOPS×2=20GFLOPS
  • 1つのノードのコア数は、現状(8個)の2倍となるため、8個×2=16個
  • 現状の総コア数は「ノード数1,000×コア数8個=8,000個」です。更新後の総コア数はその4倍となるため、8,000個×4=32,000個
〔更新後のノード数〕
総コア数32,000個を、1ノードのコア数16で割って「32,000÷16=2,000」となります。

〔更新後の総理論ピーク演算性能〕
総コア数32,000個に、1コアの理論ピーク演算性能20GFLOPSを乗じた「32,000×20=640,000GFLOPS」です。単位をGFLOPS⇒TFLOPSにして640TFLOPSとなります。

したがって「イ」の組合せが正解です。
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