ソフトウェア開発技術者平成19年秋期 午前問45

問45

エラー埋込み法による残存エラーの予測において,テストが十分に進んでいると仮定する。このとき,当初の埋込みエラー数が48個,テスト期間中に発見されたエラーのうち,埋込みエラー数が36個,真のエラーが42個とすると,埋込みエラーを除く残存エラー数は幾つと推定されるか。
  • 6
  • 14
  • 54
  • 56

分類

テクノロジ系 » システム開発技術 » ソフトウェア構築

正解

解説

埋込みエラーと真のエラーは、同じ割合で検出できると考えます。埋込みエラー48個のうち36個が検出されているので、真のエラーの総数との関係は下図のようになります。
45.png/image-size:412×154
検出率は同じなので、検出数と残存数の比率は埋込みエラーと真のエラーで同じです。この関係より、残存する真のエラーの個数Nは比例式を使って求めることができます。

 36:12=42:N
 3:1=42:N
 3N=42
 N=14

したがって「イ」が正解です。

【別解】
検出率が同じであることを利用して真のエラーの総数を求め、検出数を引いて求めることもできます。

 364842N
 3442N
 3N4=42
 3N=168
 N=56

現在、56個のうち42個が検出されていることから、残存する真のエラーは「56-42=14個」と推定できます。
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