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平成21年秋 午後 問10 設問2 4 5 [0127]

 adgさん(No.1) 
a    b    の計算方法、分からない…

cの答えの理由、分からない…

難っ(-_-;)
2012.10.12 21:36
Mr.Xさん(No.2) 
設問  2

利益率  =  (受注額-コスト)÷見積時に予定していた受注額×100  (%)
表1から「見積額より5%減」とあるので
受注額  =  見積額×0.95

表1から「コストは見積時と同じ」とあるので
コスト  =  見積額
と、思われるが、問題文の始めに
「P社がR社に提供した見積りでは、受注額の10%の利益を見込むことができる。」
と、あるので
コスト  =  見積額×0.9

これを式に当てはめると
利益率  =  (見積額×0.95-見積額×0.9)÷見積額×100  (%)
利益率  =  見積額×0.05÷見積額×100  (%)
a  利益率  =  5  (%)

設問  4

説明文
営業担当者からの情報によれば、今回のQプロジェクトが”成功”した場合は、2次開発として、
Qプロジェクトの2倍の受注額となるプロジェクトを、R社から受注できる可能性があることが判明した。
[P社としての判断]
2次開発のプロジェクトでの利益を考慮して判断した結果、P社として、案Bの対応とすることにした。
Qプロジェクトで新技術を用いて開発を行ったときに、2次開発では、新技術を用いた開発のノウハウを利用できるので、
Qプロジェクトの基準と同様に見積りをすると、10%のコスト削減が可能である。

仮に、Qプロジェクト(見積時)の受注額を  x  とすると、
y  =  0.9x
z  =  0.1x
2次開発の受注額は  2x  になる。
よって
Qプロジェクトと2次開発を合わせた受注額は  3x

Qプロジェクトを案Bで実施した場合の利益は、表2より-15.5%とあるので、  -0.155x
(見積時のQプロジェクト)

2次開発のコスト削減分は  2y  ×0.1  =2(0.9x)  ×0.1  
z  ×2  =  2(0.1x)
2次開発の総利益は  2次開発のコスト削減分  +  z  ×2
=2(0.9x)  ×0.1  +  2(0.1x)
=0.18x  +  0.1x  =  0.38x

したがって
Qプロジェクトと2次開発を合わせた利益率は
(Qプロジェクト(見積時)の利益+2次開発の総利益率)
      ÷Qプロジェクトと2次開発を合わせた受注額
(-0.155x+0.38x)÷3x
=  0.075
b  7.5%

設問  5

[新技術を用いた開発を要求されるリスクの評価]
詳細な条件は折衝中であるが、S氏が営業担当者からヒアリングした状況では、
新技術を用いた開発を要求される確率は高く、80%程度が見込まれる。
このことから、発生確率は80%

他の数値を計算すると
リスク評価=発生確率×利益率
となっているので
80%×-15.5%  =  0.124
この数値から
c  ウ
に位置になる。

2012.10.13 04:04
あかたさん(No.3) 
ありがとう!  さすが!
2012.10.13 09:11
管理人(No.4) 
Mr.Xさん

素晴らしい解説を投稿いただきありがとうございました。
2012.10.15 00:20

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