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応用情報技術者令和7年秋期 午前問23
問23
16ビットのダウンカウントのカウンターを用い,カウンターの値が0になると割込みを発生するハードウェアタイマーがある。カウンターに初期値として10進数の150をセットしてタイマーをスタートすると,最初の割込みが発生するまでの時間は何マイクロ秒か。ここで,タイマーの入力クロックは16MHzを32分周したものとする。
- 0.3
- 2
- 150
- 300
- [出題歴]
- 応用情報技術者 H29春期 問22
分類
テクノロジ系 » ハードウェア » ハードウェア
正解
エ
解説
設問に「タイマーの入力クロックは16MHzを32分周」とあります。「32分周」とは周波数を32で割るということです。つまり、基準クロックは16MHzですが、そのクロックを分周器で32分の1に落としてからタイマーに入力するという意味になります。
タイマーに入力されるクロック周波数は、以下のように求められます。
16MHz÷32=500kHz
1Hzが1秒間に1回の動作を表すため、500kHzで動作するダウンカウンターの1周期は、以下のように計算できます。
1秒÷500kHz=0.000002秒=2マイクロ秒
カウンターの初期値が150なので、カウンターの値が0になり割込みが発生するまでの時間は、
2マイクロ秒×150カウント=300マイクロ秒
したがって「エ」が正解です。
タイマーに入力されるクロック周波数は、以下のように求められます。
16MHz÷32=500kHz
1Hzが1秒間に1回の動作を表すため、500kHzで動作するダウンカウンターの1周期は、以下のように計算できます。
1秒÷500kHz=0.000002秒=2マイクロ秒
カウンターの初期値が150なので、カウンターの値が0になり割込みが発生するまでの時間は、
2マイクロ秒×150カウント=300マイクロ秒
したがって「エ」が正解です。