HOME»応用情報技術者試験掲示板»平成30年春期 午前問14
投稿する

[1151] 平成30年春期 午前問14

 助け人さん(No.1) 
AP ゴールドマイスター
選択肢ウの解説が
「スケールアップの例です。」
となっていますが、これと同題の平成27年春期 午前問12の選択肢アの解説をスレッド[0926]で
「スケールアップの例です。」
から
「物理サーバ自体の性能向上ではないので、スケールアップでもスケールアウトでもありません。」
へ見直していただいたように、この選択肢ウも見直していただけませんか?
2018.05.06 18:49
管理人(No.2) 
この問題については、前回の出題と微妙に言い回しを変えてきているため判断に悩みました。

平成27年春期問12「ア」
サーバに接続されたストレージのディスクを増設して冗長化することによって,サーバ当たりの信頼性を向上させること

平成30年春期問14「ウ」
サーバのディスクを増設して冗長化することによって,サーバ当たりの信頼性を向上させること

「サーバに接続されたストレージ」と「サーバのディスク」の違いですが、これを、サーバにネットワーク経由で接続された(サーバ外の)ものと、サーバ内部のものの違いと捉えたので、この記述に関してはスケールアップとして解説いたしました。

IDCフロンティア Webサイトのクラウド・データセンター用語集(https://www.idcf.jp/words/scaleup.html)では、スケールアップを、

「スケールアップとはサーバー処理能力向上の方法の一つで、メモリやハードディスクを増設したり、CPUをより上位スペックに交換(スペックアップ)したりして、サーバーそのもののパフォーマンスを向上させることです。」

と説明しています。この記述に従えば、サーバ単体での性能向上を図るサーバ内のディスク増設は、メモリ増設と同じ類のスケールアップに分類するのが適切ではないかと考えております。
2018.05.07 14:37
 助け人さん(No.3) 
AP ゴールドマイスター
CPUやメモリやディスクを、処理能力向上の目的でスケールアップすることで、ついでに信頼性が向上するのは理解できます。

しかしながら、ウには「信頼性を向上」としかなく、他のア・イ・エにある「処理能力を向上」という表現がありません。このことから、ウはスケールアップでもスケールアウトでもないとするのが自然ではないでしょうか?
2018.05.07 16:11
管理人(No.4) 
処理能力の向上という点について、少し考え方の相違があるようですので意見のすり合わせをさせてください。

私としては、スケールアップとスケールアウトは、処理能力の向上だけでなく広範な意味での性能拡張を図るためのアプローチだと考えており、その性能アップにはストレージの増設(容量増加)も含まれると認識しております。
例えば、一般にDBサーバにはスケールアップが適するとされていますが、DBの容量拡張時にはサーバにストレージを増設することがあります。またスケールアウトであってもストレージ用のサーバを追加するときのように、容量拡張が主目的で、処理能力のアップは二次的な作用の場合もあるのではないかと思います。

論点がずれていたら申し訳ございません...。

2018.05.10 15:33
 助け人さん(No.5) 
AP ゴールドマイスター
管理人様
何度もすみません。

正直なところ、私は、平成27年春期問12「ア」から平成30年春期問14「ウ」へは、
「接続されたストレージの」を削除しただけで(削除の真意は不明)、両方とも「信頼性を向上」とだけ言っており、本質は同じだと思います。

それと、ディスクを増設して冗長化することが、はたして処理能力向上につながると言い切れるかということです。

RAID2(?)以降なら上がるかもしれませんが、RAID1ならむしろ下がるでしょう。

なお、これはあくまでも参考までにですが、アイテックは、平成27年春期問12「ア」を「RAIDの説明」とだけ解説しています。RAIDだからといって処理能力向上とは限らない、と考えているからこそだと思います。

私はこれ以上固執しませんが、もし、平成30年春期問14「ウ」をスケールアップのままとされるなら、平成27年春期問12「ア」を以前のスケールアップに戻された方がいいと思います。
2018.05.10 16:12

返信投稿用フォーム

スパム防止のためにスレッド作成日から30日経過したスレッドへの書込みはできません。
© 2010-2024 応用情報技術者試験ドットコム All Rights Reserved.

Pagetop