ヒューマンインタフェース技術 (全14問中10問目)
No.10
ヤコブ・ニールセンのユーザインタフェースに関する10か条のヒューリスティックスの一つである "システム状態の視認性" に該当するものはどれか。
出典:平成22年秋期 問26
分類
テクノロジ系 » ヒューマンインタフェース » ヒューマンインタフェース技術
正解
イ
解説
ヤコブ・ニールセンは、デンマーク出身のアメリカの工学博士でありWebユーザビリティ研究の第一人者です。
ヒューリスティックとは経験則の意で、ユーザビリティエンジニアやユーザーインタフェースデザイナが、既知の経験則に照らし合わせてインタフェースを評価し、ユーザビリティ問題を明らかにする評価手法がヒューリスティック評価です。
原文は英語であるヤコブ・ニールセンの10か条のヒューリスティックスを要約すると、
各選択肢がどのヒューリスティックに当てはまるのかを考えてみると、
ヒューリスティックとは経験則の意で、ユーザビリティエンジニアやユーザーインタフェースデザイナが、既知の経験則に照らし合わせてインタフェースを評価し、ユーザビリティ問題を明らかにする評価手法がヒューリスティック評価です。
原文は英語であるヤコブ・ニールセンの10か条のヒューリスティックスを要約すると、
- システム状態の視認性を高める
- 実環境に合ったシステムを構築する
- ユーザーにコントロールの主導権と自由度を与える
- 一貫性と標準化を保持する
- エラーの発生を事前に防止する
- 記憶しなくても、見ればわかるようなデザインを行う
- 柔軟性と効率性を持たせる
- 最小限で美しいデザインを施す
- ユーザーによるエラー認識、診断、回復をサポートする
- ヘルプとマニュアルを用意する
各選択肢がどのヒューリスティックに当てはまるのかを考えてみると、
- 「一貫性と標準化を保持する」に該当します。
- 正しい。「システム状態の視認性を高める」に該当します。
- 「エラーの発生を事前に防止する」に該当します。
- 「最小限で美しいデザインを施す」に該当します。