応用情報技術者平成22年春期 午前問55

問55

ITILのキャパシティ管理において,監視項目となるものはどれか。
  • インシデント発生件数
  • オペレータ要員数
  • ディスク使用率
  • 平均故障間隔

分類

マネジメント系 » サービスマネジメント » サービスマネジメントプロセス

正解

解説

ITIL(v2)のサービスデリバリに関する問題です。ここでサービスデリバリを構成するプロセスについてまとめておきましょう
サービスレベル管理
サービス提供者と利用顧客の間で合意したサービスレベルを管理するプロセス
ITサービス財務管理
ITサービスの提供に必要なコストとITサービス利用に伴う収益性を管理するプロセス
可用性管理
ITサービスの提供に必要なシステムとマンパワーに関する可用性を管理するプロセス
ITサービス継続性管理
ITサービスの提供が停止した場合の顧客への影響を最小限に防ぐ事を目的としたプロセス
キャパシティ管理
利用顧客が要求するサービスレベルに対し、システムに将来必要とされるリソースを管理するプロセス
キャパシティ管理は、サービスデリバリを構成するプロセスの1つでサービス提供前のキャパシティプランニングの実施や運用開始後もサービスレベルを維持するためのシステムの拡張やメンテナンスを計画するプロセスです。定期的にシステム資源(CPU利用率やディスク使用率など)の利用状況や性能を測定し、その結果を分析することで現在や近い将来にシステムの性能上ボトルネックになる装置を特定・予測します。
  • ITサービス継続性管理の監視項目です。
  • 可用性管理の監視項目です。
  • 正しい。キャパシティ管理の監視項目です。
  • 可用性管理の監視項目です。
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