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応用情報技術者平成23年特別 午前問76
問76
資料は今年度の損益実績である。翌年度の計画では,営業利益を30百万円にしたい。翌年度の売上高は何百万円を計画すべきか。ここで,翌年度の固定費,変動費率は今年度と変わらないものとする。
- 510
- 525
- 550
- 575
- [出題歴]
- 応用情報技術者 R2秋期 問77
分類
ストラテジ系 » 企業活動 » 会計・財務
正解
イ
解説
この損益実績において、営業利益は「売上高-変動費-固定費」で求めることができます。変動費は売上高の増減によって増減する費用、固定費は売上高にかかわらず毎年一定の金額がかかる費用です。
まず、費用を変動費と固定費に分別し各金額を求めます(計算の過程で単位:百万円は省略しています)。
変動費300÷売上高500=0.6
変動費は売上高に対して一定の割合でかかる費用なので、変動費率を使用して「売上高×0.6」と表すことができます。
売上高をaとし、ここまで求めた数値を用いて以下の式で答えを計算します。
営業利益=売上高-(売上高×0.6)-固定費
30=a-0.6a-180
a-0.6a=30+180
0.4a=210
a=525
以上より、翌年度の営業利益を30百万円とするためには、525百万円の売上高を計画するべきであることがわかります。
まず、費用を変動費と固定費に分別し各金額を求めます(計算の過程で単位:百万円は省略しています)。
- 固定費 … 製造固定費100+販売固定費80=180
- 変動費 … 材料費200+外注費100=300
変動費300÷売上高500=0.6
変動費は売上高に対して一定の割合でかかる費用なので、変動費率を使用して「売上高×0.6」と表すことができます。
売上高をaとし、ここまで求めた数値を用いて以下の式で答えを計算します。
営業利益=売上高-(売上高×0.6)-固定費
30=a-0.6a-180
a-0.6a=30+180
0.4a=210
a=525
以上より、翌年度の営業利益を30百万円とするためには、525百万円の売上高を計画するべきであることがわかります。